かあちゃん えほんよんで
今週のお題「読書の秋」記事に参戦です。
私が紹介したいのは絵本です。
子供はもちろんお子さんをお持ちのお母さんに是非お勧めの一冊。
タイトルは「かあちゃん絵本読んで」。
タイトル通り子供がお母さんに絵本を読んで欲しいんだけどとおもう心情を綴った ストーリーです。
子供だったらみんなそうだろ。別に普通の事だと思われるかもしれませんが、そうか!子供からはそうみえてたのかなと考えさせられるものでした。
たとえば、主人公が友達を羨ましくおもうところなんかに子供社会がみえたり
仕事で忙しくしているお母さん。お母さんに絵本を読んで欲しいけれど忙しい様子に一度諦めてしまう主人公。なんとも優しい子供だなと感心しました。
この主人公の男の子の家庭はどうもも シングルマザーのご家庭の様子 。なので 母ちゃんは忙しく仕事をこなしているだけどそんなしんみりした感じの雰囲気を匂わすことなくさっぱりとした母ちゃんのキャラクターが私個人的には大好き。
どうしてさっぱりみえるかって、子供のお誕生日ケーキに仏壇のローソクを見立てようとするところ。すごくナイスで笑えました。
けど、このかあちゃんさっぱりしてるだけじゃなくてちゃんと子供のことを気にかけている優しさもあります。いつも仕事で忙しくしている。 けれどこの時、子供がどうしてほしいかに気付いている。手を差し伸べてあげられることに すごいな と思いました。私も仕事で忙しくある時、気付いてあげられなかったり、気づかないふりをしてたりしていたので....
大事なところは掴むこのかあちゃん すごいです。
最後は 意外な展開の方に話が終わりましたがそれもまた羨ましくほっこりさせられるお話でした。
オススメです。